「虫歯を放置しすぎてボロボロになった歯を綺麗にしたい…」
「もっと白くて綺麗な歯を手に入れたい!」
歯を綺麗にしたいとお悩みの方は数多くいますが、望んでいる美しさのレベルは人それぞれです。
例えば、虫歯の治療が済めば十分という方がいたり、ホワイトニングで歯を芸能人のように白くしたい方がいたりします。しかし、どの治療から始めるべきか順番がわからない方も多いのではないでしょうか?
この記事では、歯を綺麗にしたいと悩む方に向けて、基本的な治療からより美しい状態へ導く審美治療までと、美しさを保つ方法を歯科衛生士の高橋が解説します。
歯の美しさは、第一印象を大きく左右する要素の一つです。
健康的な印象を与えるだけでなく自信にも繋がります。
以下の記事で相手に好印象を与える条件を紹介しているので、ぜひあわせて読んでみてください。
☞【モテ要素NO.1】清潔感があるとは?見た目や雰囲気を具体的に解説

歯の美しさを段階的に手に入れる方法5選
歯を綺麗にするには、お口の中の状況に合わせて段階的に治療を進める必要があります。
基本的な歯科治療から始め、患者様が求める美しさによって自由診療も選択可能です。
お口の状態や目標によって最適な順序は変わりますが、美しい歯を手に入れる治療を即効性の高い順で紹介します。
・虫歯の治療と古くなった銀歯のやり替え
・神経を失った歯の変色にはセラミック
・歯本来の色を白くするホワイトニング
・清掃性と審美性を高める歯列矯正
まずは保険診療でできる範囲を治療し、必要に応じて自由診療を選択するのがおすすめです。
各治療について、一つずつ解説します。
当院で行っている治療には、詳しく解説している記事もあるので、あわせて読んでみてください。
①歯石や歯の着色汚れを取るクリーニング
歯科医院でのクリーニングは、即効性が高く比較的手軽に受けられますが、最も重要な治療の一つです。
歯に付着してしまった歯石を取ることで、歯周病予防に繋がります。
また歯科衛生士によるPMTCという施術では、歯の表面に付いた汚れや着色などを落とし、美しく仕上げられます。
☞PMTCについて歯科衛生士が徹底解説丨 PMTCの効果や施術の流れを解説
②虫歯の治療と古くなった銀歯のやり替え
お口の中の健康状態を良くするために虫歯治療や、古くなった銀歯のやり替えを行いましょう。
世界的にメタルフリーの考え方が広まり、保険診療でも治療部位や条件によって銀色の詰め物を白色に替えることが可能です。
より審美性や強度を求める場合は、自由診療を選択しましょう。
☞銀歯を白くしたい方必見!保険適用と自費の違いを歯科衛生士が詳しく解説
③神経を失った歯の変色にはセラミック
歯は神経を失うと、時間の経過とともに暗い色へと変色していきます。
特に前歯が変色した際は目立つため、綺麗な被せ物に替える方も多いです。
セラミックは自由診療のため、受診する歯科医院や選択する素材で費用が異なります。
☞前歯をセラミックにする際のメリットと注意点を歯科衛生士が解説
④歯本来の色を白くするホワイトニング
ホワイトニングは、歯の内部まで染み込む薬剤の効果で色を白くします。
回数を重ねるたびに徐々に白くさせることが可能ですが、期間が空くと元の色に戻ってしまいます。
当院で行っているホワイトニングは、以下の通りです。
・ホームホワイトニング
・デュアルホワイトニング
☞【見た目だけじゃない?!】歯科医院でのホワイトニングのメリット4つを歯科衛生士が解説!

⑤清掃性や審美性を高める歯列矯正
歯並びを整えると見た目の印象が大きく変わり、歯磨きも行いやすくなるため清掃性が高まって綺麗になります。
歯列矯正は歯並びによって期間が異なり、数年単位の長期にわたるケースがあります。
また、歯の位置を大きく動かすことで神経が死んでしまう可能性があることを認識しておきましょう。
歯を綺麗にしたいなら見直すべき生活習慣
歯を綺麗にしたい、または保ちたいという方は、以下の生活習慣を見直しましょう。
②喫煙する
③着色性の高い飲食物を食べる
習慣になっている回数を減らすだけでも、効果に期待できます。
歯磨きしないまま寝てしまう
1日の中でも、就寝前の歯磨きは特に重要です。
フロスや歯間ブラシを使用して磨くとより汚れを取り除くことができます。
夜間は唾液の分泌量が減少することで、お口の中で細菌が繫殖しやすい環境になってしまいます。
磨き残しがあるとそこから菌が繫殖するので、虫歯や歯周病の進行を速めてしまわないように注意しましょう。
喫煙する
タバコの「ヤニ」と呼ばれるタールは、歯を黄ばませる原因の一つです。
また、喫煙は歯周病のリスクを高めてしまいます。
喫煙の本数を減らしたり禁煙したりすると、歯の見た目だけでなく全身の健康面でも良い結果をもたらすでしょう。
着色性の高い飲食物を食べる
歯の見た目を綺麗に保つためには、着色性の高い飲食物の摂取を控えるのがおすすめです。
特に以下の飲食物は、歯の表面を着色させる傾向にあります。
・紅茶
・赤ワイン
・カレー
飲食後は、水を飲んだり歯磨きしたりなどすると効果的に対策できます。
綺麗にした歯を維持するための方法
治療を済ませて綺麗にした歯を維持するために、以下の方法を取り入れましょう。
②歯列矯正後はリテーナーを装着
①定期的なメンテナンス
治療を終えて美しくなった歯を保つために、3~4ヶ月に1度定期検診とクリーニングを受けましょう。
歯の健康と美しさを維持するために、定期検診とクリーニングは重要です。
虫歯の進行具合や詰め物の状態などを経過観察し、必要に応じて治療することで歯への負担を最小限に抑えられます。
☞歯科医院でのクリーニングの頻度は人によって違う?最長でも6ヶ月!最適な間隔での受診を
②歯列矯正後はリテーナーを装着
歯列矯正後は、歯並びの後戻り防止のためにリテーナーを装着しましょう。
歯科医院によって、歯に固定しているタイプや取り外し可能なタイプなどがあります。
リテーナーを装着しないまま過ごしてしまうと、整った歯並びが徐々に戻ってしまう傾向にあります。
長期的な治療を終えた解放感から、リテーナーを外して過ごす時間が長くなってしまいがちですが、今までの治療を無駄にしないためにも装着を続けましょう。
まとめ:意識的に綺麗な歯でいることが結果的に健康維持にも繋がる
綺麗な歯を手に入れることは、見た目の改善だけでなく、結果としてお口の健康維持にも繋がります。
毎日の健康的な生活習慣と、定期的なクリーニングを組み合わせることで、長期的に綺麗な歯の維持に期待ができるようになります。
患者様の中には、歯がボロボロになってしまったコンプレックスや恐怖心から、歯科医院の受診に抵抗がある方も少なくありません。
失ってしまった歯は、人工物に替える以外の方法がないため、早期発見・早期治療で歯を守ることが大切です。
歯を綺麗にしたいという方は、早めに歯科医院を受診しましょう。
ムクノキ歯科では、公式LINEやメールでのお問い合わせを24時間受け付けております。
審美歯科で悩みの方は、お気軽にご相談ください。