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マイクロスコープ

経験豊富な
歯科医師による
マイクロスコープ治療

当院では2000年からマイクロスコープ(電子顕微鏡)を用いた治療を始めました。基本的な技術を使えるようになるには3年かかるといわれるマイクロスコープですが、院長はアメリカの顕微鏡歯科学会などにも参加して勉強し、いまではその使い方をマスターし、勤務医や歯科衛生士にも教えています。また現在も内外の高い技術を持つ先生方に学び、さらに技術力と知見を高める努力を続けています。

科目別には、根管治療・歯周病・審美インプラント・上顎洞挙上術(サイナスリフト)、クレリスタルアプローチ、そしてむし歯の詰め物や普通の保存手術など、当院でのほとんどの治療にマイクロスコープを用いています。精度が高く侵襲度が低いため、予後が良くなります。これは、当院がコンセプトとしている審・機・耐にもつながることとなります。当院ではこのように一貫した診療哲学のもと、患者さまにとって適切な歯科治療提供を実現しております。

なぜマイクロスコープが
必要なのか?

Reason1正確でより精密な治療のために

マイクロスコープを使うと肉眼の2倍~24倍に拡大して診ることができます。歯科用ルーペが約6~8倍ですから3倍の拡大率です。そのため、より正確でより精密に、そして安全に治療を行うことができます。
当院では2022年時点で3台のマイクロスコープを使用しています。

Reason2傷口は小さく抑え、出血量と負担が少ない

どの部位を切除すればよいかを拡大して見ながら、必要なところだけをマイクロスコープ用のブレイド(刃)で切除します。その結果、出血量も少なくて、患者さまにとって負担が少ない治療になりますし、傷口もできる限り小さくすることで、治りも早いのがマイクロスコープ治療のメリットです。反対に、マイクロスコープがなければ、見えないので勘に頼った治療になってしまうものです。

Reason3難しい治療の成功率も
格段にアップ

たとえば歯根端切除術では、導入前の成功率が7割だったものが、導入後は9割以上になりました。精度の高さ、低侵襲、予後が良いこと、患者さまの負担が少ないこと、などのメリットをほとんどの分野でも享受するために、現在では、根管治療や歯周病や審美治療などほとんどの治療に用いるようになっています。

当院の取り組み

患者さまにマッチした治療を提供するため、必要な機器や道具に惜しむことなく投資するのが当院のポリシー。そのため、高額な医療機器であるマイクロスコープも3台(Carl Zeiss<カール・ツァイス>とBright Vision<ブライトビジョン>)備えています。これは、根管治療の専門医や、詰め物・歯周病治療などの保存治療を行う専門医が外来で診察する際、複数の歯科医師が同時にマイクロスコープを使用するためでもあります。

治療時にはモニターでマイクロスコープ画像をご確認することができるシステムを導入しており、患者さまがご自身の歯の根の中をご覧になれるようになっています。また、ドクターだけでなく歯科衛生士もマイクロスコープを使用し、定期健診の際には精密なスケーリングによるクリーニングを行っています。なお、マイクロスコープ治療は自費診療となります。当院ではほとんどの治療にマイクロスコープを使用することから、自費診療が基本ベースであることをご承知おきください。

当院で受けられる
マイクロスコープ歯科治療

  • むし歯/初期の段階で発見

    ごく初期のむし歯は、肉眼はもちろん、歯科用ルーペでもなかなか発見しにくいものです。特に歯と歯の間や、奥歯の裏側に発生したむし歯は見逃しやすいところです。マイクロスコープで観れば、そのような微細な病変も見つけることができます。ごく初期のうちに処置できれば、う蝕した部分だけを削ればよいので、それだけご自分の健康な歯を残すことができます。

  • 根管治療/歯を残す治療

    マイクロスコープによる根管治療はかなり普及した分野といえますが、それだけに専門の歯科医師の技術がものをいう時代となっています。当院では外来診察となりますが、経験豊富な市川勝先生が主に担当し、できるだけご自分の歯を残せる方向性で治療を行っています。他の医院で抜歯しかないといわれた方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。

  • 審美治療/美しい歯を精密につくる

    昔入れた金属のかぶせ物や、経年劣化して黄ばんだつめ物(コンポジットレジン)などを、あらたにセラミック素材などに入れ替える際にも、微細な観察が可能なマイクロスコープが活躍します。特に金属のかぶせ物やつめ物は時間が経つとイオン化して口中に溶けだし、アレルギーを引き起こすこともありますので早めに取り換えられることをおすすめしています。

  • 歯周病/ほとんどの治療&歯周ポケットケアに

    歯茎や歯槽骨、深くなった歯周ポケットの状態を確認し、適切な治療を行う際にマイクロスコープは欠かせません。海外で学んだ骨や歯肉の再生術や組織の移植術などの治療の際はもちろん、インプラント歯周炎の治療のほか、歯周病菌の棲む歯周ポケットからプラークを取り去る際にも使用しています。

  • インプラント/標準治療のほか、先進治療の際にも

    前歯部の審美インプラント治療は当院の特徴の一つでもあります。年間10件以上の症例実績がありますが、その治療の際にもマイクロスコープを用います。インプラントの標準的な治療のほか、横の歯が残っている場合に従来の横方向からではなく、縦方向からインプラントを入れるバーティカルサイナスリフトなどの術式でも、正確で微細な視野は必要不可欠です。

料金

  • 前歯 / 1本¥33,000~(税込)
  • 小臼歯 / 1本¥55,000~(税込)
  • 大臼歯 / 1本¥77,000~(税込)

※ 充填まで、土台料金は含まず

マイクロスコープ歯科
治療の注意点

  • 症状によっては、治療に時間がかかります
  • 患部の写真を拡大しますので、患者さまの気分が悪くなる可能性があります
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