「ホワイトニングをすると、どんな効果やメリットがある?」
「ホワイトニングは、年齢や性別に関係なくおすすめ?」
マスクを外して会話する機会が増え、自分の歯の色についてお悩みではないですか?
この記事では、セミナーでの知識習得や現場経験を重ねたムクノキ歯科の歯科衛生士である高橋が、
✓ホワイトニングの種類
✓ホワイトニングのよくある質問
等について解説します。
ホワイトニングについてご興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
デメリットや注意すべき点については、以下の記事で解説しています。
☞ホワイトニングのデメリットとは?歯科衛生士が徹底解説 ホワイトニングのデメリット3選!避けたほうが良い人の特徴とは

ホワイトニングの4つのメリット
歯科医院でのホワイトニングで得られるメリットは、次の4つです。
1つずつ解説していきます。
歯科医院でのホワイトニングは歯本来の色より白くなる
歯科医院でのホワイトニングは、厚生労働省が認めた「過酸化水素」や「過酸化尿素」といった薬剤を規定濃度の範囲内で使用しています。
薬剤の成分が歯に浸透し、色素を分解するため白くなるのです。
日本で市販されているホワイトニング関連の商品に上記の薬剤は配合されていないため、本来の歯の白さ以上の美白効果は得られません。
海外製のものだと歯への刺激が強いケースがあるので、リスクを伴うでしょう。
歯への関心が高まり健康的に
ホワイトニングで自分の歯に関心を持つことで、同時に健康意識が高まります。
ホワイトニングは、虫歯などのない歯に施術をするので、口の中を健康な状態にしなければなりません。
歯に費用と時間をかけることで、
「歯の白さを保ちたい」
という気持ちも芽生え、歯科医院での定期検診や毎日のケアを丁寧に継続できるようになるでしょう。
白い歯は第一印象が好印象になる
「人は見た目が9割」
という言葉を耳にしますが、歯が与える印象はどの程度あるのでしょうか。
歯の白さに関する意識調査によると、黄ばんだ歯が相手に与えてしまう印象は以下の通りです。
✓男女ともに見た目年齢が約3歳老ける
✓仕事面で自己管理能力が低いと判断される
この調査は2014年に実施されたものです。
当時と比べてホワイトニングはより一般的になり、上記のような印象がさらに定着しているでしょう。
話し相手の歯が白いことで不快感を抱く人は、少ないですよね。
第一印象で歯が美しいと、清潔感や自己管理のよさ、明るい好印象を相手に与えられる傾向にあります。
笑顔に自信が持て積極的にコミュニケーションが取れる
ホワイトニングで歯が白くなりコンプレックスが解消されると、笑顔に自信がついて自然と笑う回数も増えます。
会話中の相手の視線に、
「口元を見られているかも?」
「歯が汚いと思われていないかな?」
と心配になる機会も減るでしょう。
生き生きとした表情で、積極的にコミュニケーションが取れると、ビジネスシーンや恋愛においても良い結果に繋がるかもしれません。
歯が黄ばむ原因にはなにがある?
歯が黄ばむ原因は、
✓外的要因
✓内的要因
の2つに分けられます。
外的要因は、食べ物などによる着色です。
内的要因は、象牙質の色味によるものです。
この2つの違いについて解説します。
歯の表面に付く外的要因の着色汚れ
歯は、コーヒーやワインのような着色のある食品や、たばこのヤニなどの外的要因によって黄ばみます。
着色汚れは、クリーニングであるPMTCやホワイトニング用歯磨き粉の使用で、落とすことが可能です。
しかし、歯の表面の汚れや着色のみの除去であるため、見た目は美しくはなりますが、歯の白さは本来の色にとどまってしまいます。
内的要因は歯の組織である象牙質の黄色味
歯の内側には、「象牙質」という組織が存在しています。
象牙質はもともと黄色味を帯びており、色の濃さは生まれつきや加齢によって目立つ場合があります。
歯科医院でのホワイトニングは、エナメル質に薬剤が浸透することで、象牙質の色素を分解し、歯の色を白くすることが可能です。
ムクノキ歯科で可能なホワイトニング
当院で施術可能なホワイトニングは以下の2種類と、その2つを併用する方法があります。
それぞれの特徴について解説します。
1回ごとの変化がわかりやすいオフィスホワイトニング
歯科医院にて、歯科衛生士が行うホワイトニングをオフィスホワイトニングと呼びます。
ホワイトニング後の歯の白さの変化が、1回の施術で比較的わかりやすいのが特徴です。
白くなる度合いには個人差がありますが、回数を重ねることで歯の白さのトーンが上がります。
当院の患者様は、ホワイトニング効果を十分に得るため、多くの方が3回で行っております。
回数は、ご本人様の希望に沿えるので、歯科医師か歯科衛生士に相談してください。
日数をかけて白くなり後戻りしにくいホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、約2週間自宅でマウスピースを装着し、歯を白くしていく施術です。
患者様1人ひとりに合ったマウスピースを作成し、薬剤を塗布して歯を白くしていきます。
ホームホワイトニングは、効果が現れるまで日数と手間がかかりますが、費用を抑えつつ歯の白さが後戻りしにくいと言われています。
2種類を併用するデュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2種類を併用するケースを、デュアルホワイトニングと呼びます。
即効性のあるオフィスホワイトニングで短期間で白くした後、ホームホワイトニングを続けることで、美しい状態をより長い期間保つことが可能です。
歯の白さを保つには定期的なホワイトニングが必要
ホワイトニングで白くなった歯は、白さが一生続く訳ではありません。
生活習慣によって色戻りのスピードに個人差はありますが、時間をかけて元の状態に戻っていきます。
歯の着色が気になる頃に、定期検診もかねて再度歯科医院の受診がお勧めです。
ホームホワイトニングを行った患者様は、薬剤の追加料金のみで済むことがあるので、マウスピースは自宅で保管しておくのがおすすめです。
ただし、新たに治療したり歯並びに変化があったりなどでマウスピースが入らない場合は、再度作製が必要となります。
いずれのホワイトニングを行うにあたっても、事前にPMTCを行い歯の表面の細菌由来の膜を落としてあげることがホワイトニングの効果を最大に活かしまた長持ちにも効果があります。
ホワイトニングに関するよくある質問
ホワイトニングに関するよくある質問について、2つ回答します。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングは、どちらがおすすめですか?
どちらも歯を白くできることに変わりありませんが、ご自身のライフスタイルや性格によってお選び頂くことをお勧めします。
例えば、ホームホワイトニングは、費用を抑えられますが、ご自身でマウスピースを約2週間ほど就寝前などに装着が必要です。
毎日の継続が難しいのであれば、歯科医院にてオフィスホワイトニングの施術を受ける方が向いている場合があります。
歯科医師や歯科衛生士と相談して、お好きな方法で白く美しい歯を目指しましょう。
ホワイトニングで歯がもろくなることはありますか?
歯科医院で適切にホワイトニングを受けられている場合は、歯がもろくなることはありません。
患者様によっては、施術中に一時的な知覚過敏の症状として、しみや痛みを感じる可能性はありますが、歯自体に影響はないためご不安を感じなくても大丈夫です。
まとめ:ホワイトニングは見た目だけでなく内向的な性格も変えられるメリットがある
ホワイトニングは、歯を白くすること自体に目がいきますが、メリットはそれだけではありません。
✓歯への健康意識が高まる
✓コンプレックスを解消して笑顔に自信がつく
✓相手に好印象を与える(マイナスイメージを与えにくい)
歯科医院でのホワイトニングによる効果で歯が白くなれば、上記4つのメリットがあります。
ムクノキ歯科ではではホワイトニングを行おうか悩んでいる患者様へ、PMTCや施術内容の相談なども公式ラインからもお気軽にしていただけます。
ぜひホワイトニングを経験し、効果を実感してみてください。