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銀歯を白くしたい方必見!保険適用と自費の違いを歯科衛生士が詳しく解説

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銀歯を白くしたい方必見!保険適用と自費の違いを歯科衛生士が詳しく解説|ムクノキ歯科

「銀歯が気になって、人前で思い切り笑えない…」
「銀歯って健康に悪いって聞いたことがあるけど、実際はどうなの?」
「自費の白い歯と保険の白い歯って具体的に何が違うの?」

このように、目立つ銀歯を白い歯に変えたいとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、

・銀歯を白い歯に変えるメリットやデメリット
・保険適用と自費の違いについて

などを歯科衛生士の高橋が詳しく解説します。

最後まで読むと、白い歯にするための事前知識が身につき、歯科医師の治療方針をより理解できるようになりますので是非最後まで読んで見て下さい。

また、銀歯がなくなって白い歯になると、より美しさを求めたくなるかもしれません。

当院では、歯を白くするホワイトニングも行っているので、ぜひ以下の記事も参考にしてください。

☞【見た目だけじゃない?!】歯科医院でのホワイトニングのメリット4つを歯科衛生士が解説!


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銀歯を白い歯に変える前に知っておくべきこと

銀歯を白い歯に変える前に知っておくべきこと|ムクノキ歯科

見た目が気になって銀歯を白くしたい人も多いでしょう。
まずは、銀歯を白い歯に変える前に知っておくべき以下のことについて解説します。

・よく耳にするメタルフリーとは?
・銀歯を白い歯に変えるメリット
・銀歯を白い歯に変えるデメリット

銀歯と白い歯の特徴をそれぞれ把握すると、自分に合ったよい選択ができるようになります。

よく耳にするメタルフリー治療とは?

メタルフリー治療とは、金属を使用せずに行う治療です。

海外では以前からメタルフリー治療が主流で、「銀歯があるのは日本人」というイメージがありました。

近年では、日本でもメタルフリーの考え方が広がり、銀歯を白くする人が増加しています。

銀歯を白い歯に変えるメリット

銀歯を白い歯に変えるメリットは、以下の4点です。

・審美性が高まる
・金属アレルギーの心配が不要
・二次的な虫歯を抑制
・歯茎の変色(メタルタトゥー)を防ぐ

先述したメタルフリーになることが、白い歯にする最大のメリットです。

お口の中に常に金属があることで、金属アレルギーの原因となるケースがあります。

ひと昔前、一般的に使用されていた「アマルガム」という金属に水銀が含まれていました。
現在も、当時治療したアマルガムが残っているという人も少なくありません。

メタルフリー治療を行うことで、原因不明だった体調不良が改善されることもあります。
また、元々金属アレルギーの人は、診断書があれば保険適用外の箇所でも保険適用が認められるので、用意しておくとよいでしょう。

銀歯を白い歯に変えるデメリット

銀歯を白い歯に変えるデメリットは、以下の3つあります。

・銀歯と比較して耐久性が低い
・保険適用外なら高額になるケースがある
・歯をより大きく削る可能性がある

デメリットとしては、白い歯の素材は銀歯と比較して割れやすいことです。

食いしばりが強かったり、噛む位置が悪かったりすると、何回も繰り返す可能性もあります。

また、銀歯を外して白い歯のために形成をするので、自分の歯を前回の治療より大きく削るケースがあります。

銀歯を白い歯に変えるメリットとデメリットを理解したうえで、治療を考えましょう。


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2024年6月から白い歯の保険適用範囲が拡大

白い歯の保険適用範囲が拡大|ムクノキ歯科

2024年6月に歯科の診療報酬改定で、白い歯が使える保険適用の範囲が広がりました。

厚生労働大臣が全国統一で定めた点数を「診療報酬」と呼び、実態に合わせた見直しや新規医療技術の導入によって2年に1回内容が改定されます。

ここからは、白い歯の素材の中でも主流となってきているCAD/CAM(キャド/キャム)の保険適用について解説します。

保険適用範囲が増えたCAD/CAMとは

CAD/CAMとは、コンピューターによる設計(=Computer Aided Design)と製造(=Computer Aided Manufacturing)を行うツールです。
CAD/CAMを使用して製造したものを、CAD/CAMインレー(詰め物)・CAD/CAM冠(被せ物)と呼びます。

2024年6月の診療報酬改定では、CAD/CAMに関して以下の内容が保険適用となりました。

・光学印象の新規導入CAD/CAMインレー
・大臼歯CAD/CAM冠の見直し
・大臼歯CAD/CAM冠の適応拡大
・大臼歯CAD/CAM冠のエンドクラウン新規導入

参考:厚生労働省保険局医療課 令和6年度診療報酬改定の概要【歯科】

CAD/CAMインレー・CAD/CAM冠の保険適用範囲

CAD/CAMインレーは、主に前歯以外の神経のある歯に使用されます。
CAD/CAM冠は、冠型の被せ物で神経のない歯に使用されることが多いです。

前回の改定で、特に大きく変わった項目がCAD/CAMに関する内容です。
以下で改定前と改定後の違いを解説します。

改定前

前歯または小臼歯(前から4・5番目の歯)に使用する場合
上下左右の第二大臼歯(前から7番目の歯)がすべて残っており、第一大臼歯(前から6番目の歯)に使用する場合
CAD/CAM冠用材料を使用し装着に、装着に専用の接着剤を使用する場合

改定後

前歯または小臼歯(前から4・5番目の歯)に使用する場合
第一大臼歯または第二大臼歯に使用で以下のいずれかに該当する場合
装着と同じ側に大臼歯の嚙み合わせがあり、過度な力が加わらない
装着の反対側の噛み合わせが揃っている
装着と同じ側に噛み合わせがないケースは、抜けている箇所の1つ手前が上下揃っている
大臼歯にCAD/CAM冠用の装着材料を使用する場合

参考:厚生労働省保険局医療課 令和6年度診療報酬改定の概要【歯科】

改定前と改定後を比較すると、条件はあるものの白い歯にできる範囲が広がりました。

CAD/CAMの治療の流れ

当院でのCAD/CAMを使用した治療は、以下のような流れで進みます。

銀歯除去

入ってた銀歯を取り除きます。

虫歯治療

虫歯があれば丁寧に治療していいます。

歯の形成

歯の型取り

仮封(生活歯の場合)

神経の生きた歯のしみや形成した箇所が欠けるのを防ぐために、仮の蓋をして装着までの期間を過ごします。

CAD/CAMインレー・CAD/CAM冠作成

自費のご予約は、大変人気のため1日3名ほどまで受け付けております。

CAD/CAMインレー・CAD/CAM冠装着

保険治療の場合、規定により装着までは2日ほどかかります。

自費の場合、午前中の治療なら午後に装着可能です。

保険と自費の白い歯の違い

保険と自費の白い歯の違い|ムクノキ歯科

白い歯にするために使用する素材は、保険適用と自費に分けられます。
ここからは、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

保険適用の白い素材のメリット・デメリット

保険適用の白い素材のメリット・デメリットは、以下の通りです。

メリットデメリット
・治療費を抑えられる
・耐久性が弱い
・経年劣化がある
・インレーの保証はなし
・被せの保証は2年間

一見するとデメリットが多いですが、費用面で保険適用を選択する人もいらっしゃいます。

自費の白い素材のメリット・デメリット

自費の白い素材のメリット・デメリットは、以下が挙げられます。

メリットデメリット
・審美性に優れている
・硬度が高い
・保証してもらえるケースが多い
・費用が高い

治療費が高くなるので悩む人も多いですが、素材として非常に優秀なのが自費です。

当院で治療できる白い歯の種類と費用

当院で治療できる白い歯の種類と費用|ムクノキ歯科

当院の治療で使用可能な白い材料について、詳しく解説します。

白い歯にするための材料の種類

白い歯にするために使う材料は、保険診療と自由診療で分けられます。

保険診療自由診療
・コンポジットレジン
・CAD/CAM
・CAD/CAM
・ハイブリッドセラミック
・オールセラミック
・ジルコニア

白い歯にするための費用

白い歯にするために使われる材料の費用は、以下の表を参考にしてください。

診療種類・金額(税込)
※保険診療は目安
保険診療
・コンポジットレジン1,000~2,000円
・CAD/CAMインレー 3,000~4,000円
・CAD/CAM冠 5,000~8,000円   
自由診療

特に自由診療の金額は、取り扱っている素材や歯科医院の価格設定によって大きく異なります。
見た目の仕上がりや素材の性質の違いなど、確認するとよいでしょう。

保険と自費で迷ったときの選び方

保険と自費で迷ったときの選び方|ムクノキ歯科

保険適用と自費のどちらを選択するのがよいかは、人によって異なります。
自分が重視したいことを明確にし、歯科医師と相談をして治療を進めていきましょう。

保険診療が向いている人

保険診療が向いている人は、以下の考えを重視する方です。

・費用を極力抑えたい
・希望箇所が白くなれば良い

自費診療が向いている人

自費診療が向いている人は、以下の4つを重視する方々です。

・より審美性を求める
・強度を求める
・経年劣化ややり直しを避けたい
・装着までの期間を短くしたい

歯科医師に相談

ご自身の考えがまとまったら、最終的に以下のことを歯科医師に確認してみましょう。

・保険適用の範囲に当てはまるかどうか
・自分の選択が適切がどうか

実際に口の中を歯科医師に診てもらい、治療方針を聞くのがおすすめです。
治療部位によっては、銀歯の方が耐久性があるなどの理由で、白い歯に変えることがおすすめされないケースもあります。

また、歯科医師の判断や治療方針も医師によって異なるケースがあります。

歯の治療は、何度も繰り返すと負担が大きくなるので、自分の納得のいく方法を選びましょう。

まとめ:歯科医師と相談し美しいお口を目指しましょう

歯科医師と相談し美しいお口を目指しましょう|ムクノキ歯科

この記事では、銀歯を白い歯にするメリットや、白い歯にするための素材について解説しました。

2024年の診療報酬改定により、CAD/CAMを使用できる白い歯の保険適用範囲が拡大されています。

保険適用の条件や自由診療の素材や価格について歯科医師に確認し、自分の意向に合った最適な治療法を選択しましょう。

ムクノキ歯科では、公式LINEやメールでのお問い合わせを24時間受け付けております。

歯でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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