お知らせ
2021.03.24
こんにちは!!
歯科衛生士の杉谷です 😉
2021年もあっという間に3月ですね。
まだマスクとはお付き合いが必要ですが、
そんなマスクをする時だからこそ不快に感じる“口臭”
についてのご質問に
本日はお答えしたいと思います‼︎
💡 歯医者によくある質問コーナー 💡
Q. 口臭は人にうつるんでしょうか?
A. 直接においがうつるわけではありませんが、
口臭は細菌によるものもあり、細菌がうつるかというと
うつってしまう可能性はあります。
成人であれば一度獲得している個人固有の細菌層は崩れにくいため、
細菌感染の可能性があったとしても
数日経てば元の細菌層に戻ると言われています。
ただ日常生活を長く共にする家族との直接的な粘膜の接触、
例えば食事を直箸でとりあったり、回し飲みをしたりすることで感染の原因になります。
長年寄り添ったご夫婦の場合ははじめはバラバラでも次第に細菌層が似てくるという論文もあるそうです。
“赤ちゃんの食器は別にする”というのも
これが理由になるので、わかりやすいのではないでしょうか。
口臭の原因は下記の2つにわけられます。
①生理的口臭(一時的)
・生活している中で自然と感じるにおい
・飲食によるにおいの強い物を摂取した時(にんにく、ネギetc)
・喫煙した時
②病的な口臭(持続的)
・胃腸、肝臓などの病気によるもの
・鼻炎など耳鼻咽喉の病気によるもの
・歯周病などお口の病気によるもの
生理的な口臭は健康な人でもあるものです。
朝起きた時に感じるお口の中のにおいや
食事や歯磨きをすれば感じないレベルは問題ありません。
病的な口臭の中でも特に原因として多いのが、
歯周病などのお口の病気によるものです。
お口の中の肉眼では確認できない小さな細菌が、
たんぱく質を分解することによって強いにおいを発生させたり、
磨き残し(プラーク)や舌の汚れ、
深いむし歯がそのままになってしまっている状態は
においを発生させる原因となります。
ムクノキ歯科ではプラークを赤く染めて分かりやすくしたり、
顕微鏡を使って手鏡では見えづらい部分を写真を撮って画像をお見せしたりし、
患者さん自身がご自分で磨くことができるよう!サポートをしていきます!
定期的な検診、クリーニングでにおいの元を断ち、
お口の健康を守っていきましょう‼︎ 😮